【新機能】Tag Editorの検索機能が強化、「タグのついていないリソース」「タグが空のリソース」を検索できるようになりました。【タグのつけ忘れ防止】
こんにちは、せーのです。今日はAWS Management Consoleに去年加わった新機能「Tag Editor」に便利な新機能が増えましたのでご紹介します。
Tag Editor
[Tag Editor]とは、AWSのあらゆるリソースに対して横断的にTagをつける為のManagement Consoleの機能です。Tag Editorについては以前書いた記事がありますので参考にしてみてください。
【新機能】複数のインスタンスのタグを一発で書き換える[Tag Editor]と共通タグをコレクション化する[Resource Groups]
検索機能が強化
Tag Editorの使い方としては、まずTagを元にAWSのリソースを検索し、そのリソースに対して新しいTagをつけたり変更、削除したりするのですが、今回のリリースでこのTag Editorの検索機能が強化されました。 Tag Editorを使う目的の一つとして「タグのつけ忘れをチェックする」という使い方があります。新しくEC2を立ち上げたり、潰したりを繰り返していると、付けなければいけないタグをついついつけ忘れたりすることもありますね。今まではそのタグ名で検索をして全てのリソースが含まれているかチェックする、もしくは全リソースを検索してタグ名を表示させてチェックする、等していましたが、今回のアップデートで「タグのついていないリソース」が検索できるようになりました!これはチェックに便利ですね。
やってみた
では早速試してみます。EC2インスタンスを3台立ち上げます。
test_aとtest_cにのみ[タグ名:group / value : test]というタグをつけます。
Tag Editorで検索してみましょう。検索項目にgroup/testを入れてみます。
変換候補に既に「Not Tagged」「Empty Value」とありますね。これが新機能です。これは一旦置いといて、まずは[test]を選択して検索します。
test_aとtest_cがヒットしました。ではいよいよ新機能です。groupタグにNot Taggedを選択します。
では検索してみましょう。
見事にtest_bがヒットしました。これは便利ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これはチェックに非常に役立ちますね。私もガンガン使っていこうと思います!